性病かと不安になったときに性病検査キットを利用する人が近年増えています。
しかし、いまだ世間的には性病検査キットの知名度は高いと言えず、さまざまな誤解や疑問があるようです。
その中でもよく聞かれるのが、

・検査の精度や正確性は?
といった「性病検査キットの信頼性や精度の正確性」に関するものです。
確かに信頼性や精度が低ければ、検査したところで不安は取り除かれず安心できません。
まず結論から言うと、性病検査キットの信頼性や精度は病院や保健所と変わりません。
なぜなら、病院や保健所で行われる性病検査と性病検査キットによる性病検査は同じ方法で行われるからです。

と、思われる方もいるかもしれませんが、早とちりをすると失敗してしまう可能性があります。
それにはいくつかの条件があるからです。ここではその条件について解説します。
条件さえ分れば、性病検査キット選びに失敗することはありません。
また、この機会に性病や性病検査に関しての基礎知識を知っておくと良いでしょう。
今後の人生において、性病のことであれば自分自身で解決できる力が身に付くはずです。
お急ぎの方や説明が不要の方は、信頼性や精度に関して条件を満たした検査キットメーカーのひとつ、『GME医学検査研究所』が送料込みでわかりやすく、記載料金だけで済むためおすすめです。
※当サイトでの検査キットは「郵送検査キット」を指します。
「自己検査キット」は国から協力を受けている機関(厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業)によって推奨されておらず、また購入ができる輸入代行業者に関しても厚生労働省より問題が提起されています。
そのため、信頼性や安全面に重きをおく当サイトのポリシーからもおすすめしておりません。
厚生労働省HP:個人輸入代行業の指導・取締り等について
目次
性病検査キット、病院、保健所の信頼性や精度の違いは?
はじめに知っておきたいのは、日本で性病検査ができる3つの方法です。
性病検査の方法
-
- 病院(クリニック)での性病検査
- 保健所の性病検査
- 性病検査キットでの性病検査
性病検査の信頼性や精度の正確性は、この3つの性病検査の方法を知ることで測るほかありません。
それでは、病院、保健所、性病検査キットでの検査がどのように行われているかを見ていきましょう。
病院での性病検査方法は、大きく分けて自前と委託の2つ
病院で性病検査をするのであれば、一般的に泌尿器科や性病科、産婦人科やレディースクリニックですね。
これらの病院やクリニックがどうやって性病検査をしているかというと、2つ分けることができます。
大きな病院では自前で検査機器を所有して検査をしている
多くのひとが病院での性病検査に抱くイメージがこれではないでしょうか。
しかし、最新の性病検査機器を導入するにはさまざまな問題がネックとなり、全部の病院がそうかというと、実は多くがそうではありません。
そこで、「自前の検査機器を持っていない病院はどうしているの?」かという話しになります。
検体採取だけをして検査は専門の検査機関に委託する
お金や、検査機器を置くスペース、専門医の確保の問題などで、自前で検査機器を導入していない病院やクリニックはどうしているのでしょうか?
このような場合は、国の法律をクリアした臨床検査機関『登録衛生検査所』に検査をしてもらいます。
病院が委託する流れ
- 被検者の検査に必要な血や尿、粘膜を採取する
- 採取した検体を登録衛生検査所に送る
- 登録衛生検査所から検査結果が報告される
- 報告を受けた検査結果を被検者に伝える
検査結果によって、陽性であればそのまま治療に移行できるので、これが病院で性病検査を受ける一番のメリットですね。
別の機関に検査を委託するというの意外だったのではないでしょうか?
病院であればなんとなく検査精度が一番高い!なんて思われるひとが多いのですが、そうゆうわけでもないんです。
その検査機関である登録衛生検査所については、後ほど詳しく説明しますが、ひとまず登録衛生検査という名前は覚えておいてください。
保健所は簡易検査か病院と同じように委託する
保健所で性病検査を受ける最大のメリットは検査が無料ということです。
しかし保健所での性病検査はHIV検査だけであることが多く、検査期間も限られていて予約が必要なため中々気軽に受けることができないデメリットがあります。
性病検査の精度の正確性に関しては、HIV検査だけの簡易的な検査が多く、一概に言えない現実がありますが、病院と同じように委託することもあります。
性病検査キットは、委託か検査機関自体がメーカーのどちらか
性病検査キットメーカーの中には、分けのわからない怪しい会社もあるため、選ぶのが難しいというデメリットがあります。
検査方法は大体が以下の2パターンです(怪しい会社はどうなっているか不明)。
- 病院と同じように登録衛生検査所に検査を委託してもらっている
- 販売会社の母体が登録衛生検査所
委託に関しては病院のケースでも説明した通りですので説明は省きます。
委託で病院と検査キットの違う点は、簡単に言うと「検体をキットで自分で採る」ということです。
では、販売会社の母体が登録衛生検査所のケースとはどうなっているのでしょう?
ここからは、ここまでの全体のながれを振り返りながら、登録衛生検査所について解説していきます。
性病検査をする機関「登録衛生検査所」
病院や保健所で性病検査をすると、あなたの検体(血液や尿など)を採取して「登録衛生検査所」という施設に送ります。
「登録衛生検査所」は病院や保健所から送られてきた検体を調べ、陰性か陽性かを判断して病院や保健所に報告します(自前で検査施設を持っている一部病院は除く)。
これは検査キットでの性病検査も同じで、「登録衛生検査所」での検査を実施し、その診断結果を利用者に通知しています。
大半の病院・保健所・検査キットのどれもが「登録衛生検査所」での検査です。
検査方法が同じということは、病院・保健所・検査キットのどれで検査を受けても診断結果は同じ。つまり、検査キットの検査精度や信頼性・正確性は病院や保健所と変わらないということです。
※一部の検査キットメーカーでは違う検査方法を採用しているところもあるので注意が必要です。
登録衛生検査所とは?
国の法律によって定められたきびしい基準をクリアし、各都道府県知事によって許可された臨床検査施設のひとつ。
管理体制や衛生面での条件も満たしており、病院などの医療機関や各自治体の保健所も検査を委託しており、信頼できる検査機関と言えます。
もう少し詳しく知りたい方は、長くなりますが、一般社団法人日本衛生検査所協会HP「衛生検査所をご存知ですか?」のページから引用した以下の文章をお読みください。
(略)
検査を行なうための設備投資の負担が大きいものなど、医療機関内で検査を行なうよりよりも外部の検査施設へ委託した方が効率的な項目が数多くあります。
そのため院内に検査室を持つ大規模な病院でも、そうした検査項目については外部の検査施設に依託するケースがほとんどです。まして院内に検査室を持たない最寄りの診療所では、検体検査のほとんどまたはすべてを外部の検査施設に依託することになります。
このように全国の病院や診療所といった医療機関から外部に依託される検体検査のほとんどを全国の衛生検査所が受託して検査業務を行なっています。
これらの衛生検査所は、臨床検査に関する法律で定められた施設基準や検査体制を満たし、各都道府県知事に衛生検査所としての登録を認められた検査施設で平成30年1月1日現在、全国に918施設あります。
引用元:日本衛生検査所協会HPより
信頼できる性病検査キットメーカー
登録衛生検査所で検査している性病検査キットであれば、信頼性や精度において病院や保健所と変わらないことがわかりました。
それでは、具体的にどの性病検査キットメーカーの検査キットが登録衛生検査所で検査をしている=精度や正確性に信頼をおけるのでしょうか?
信頼性があるのは、登録衛生検査所が運営している性病検査キットメーカー
病院や保健所の多くが登録衛生検査所に検査を委託していること、検査キットメーカーも登録衛生検査所で検査をしていることはお伝えしました。
そのなかで、登録衛生検査所自体が運営している検査キットメーカーがあります。この登録衛生検査所が運営する検査キットメーカーが信頼できるメーカーと言えます。
なぜなら検査施設が運営しているため、検査に関して専門知識があり最新の技術を取り入れて、精度が高くなるからです。
さらに検査にかかる日数も、検査を委託する病院やメーカーに比べて早く検査結果が出るので時間の節約にもなるという点でもメリットがあります。
性病検査の信頼性や精度からおすすめのメーカー
信頼性のある性病検査キットメーカーは、登録衛生検査所が運営する検査キットメーカーであることは説明しました。
そこでここでは、実際にどのメーカーが登録衛生検査所によって運営しているのか、そしておすすめはどれかという観点で性病検査キットメーカーをご紹介します。
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